都革新旗開きでの鈴木たつおの発言

みなさんへのお礼と、今年前半の闘いについて私の考えを述べたいと思います。

「絶対反対」と「労働者の新しい政党をつくろう」とほえている妖怪(ようかい)が現れていると言われています。そういうところにみんなの怒りと期待と、それを集約する私たちの選挙戦があったと考えています。

年が明けると、すさまじい時代が始まっています。資本主義の「自由、平等、博愛」というものの化けの皮が一気にはがれています。フランスでの襲撃事件がアメリカやフランス、ヨーロッパの中東侵略、爆撃に対する弾劾の表明であることは間違いないと思います。ただし、私は人類が生き延びていく中心軸は、イスラムにはないと思う。労働者の団結こそが今の時代の危機を突破していく力だと思います。

フランスのオランド大統領は空母「シャルル・ドゴール」の艦上で、1万人の軍隊、5千人の警察で国内で戦争状態に入る、中東の戦争をますます徹底的にやると演説しました。その空母をペルシャ湾に派遣するというのです。

事態が何であるかということは明らかです。大変な時代です。第3次世界大戦に入ろうとしていることを絶対に阻止しなければならない。何がその力なのか。労働者を中心とする人民の団結、連帯こそが戦争を阻止できる唯一の力だと私は思います。

衆院選での自民党291議席は安倍政権の崩壊の始まりだと私たちはとらえました。沖縄県知事選と同様に、佐賀県知事選の結果は、農民、そして人民が国会で何が決まろうとも私たちの運命をそんなところに託すつもりはないという断固とした宣言です。杉並の1万7千票、そして沖縄、佐賀で安倍は大打撃を受けています。

中東をめぐり、いわゆる帝国主義、大国の分捕りあいが始まり、これに遅れまいと安倍は必死に乗り込んでいます。その中で発せられようとしているのがいわゆる「戦後70年」の安倍の談話と称するものです。

今年の8月に向かって安倍が戦後史をまったく転換して戦争国家に踏み込んでいく。去年の7月1日の集団的自衛権行使容認を実際に発動できる態勢に入っていく。その鍵が「存立事態」です。国家の存立が危うくなった事態であれば「自衛」の名をもって地球の裏側まででも軍隊を派遣できるというのです。

しかし、安倍が何を言おうと日本人民はもはやだまされない。怒りに怒り、いかに倒すかと手ぐすね引いて待っています。それが今です。

どうやって安倍を倒すか。国鉄を軸とする労働運動の復権です。世の中を実際に動かしているのは労働者です。労働者が職場で団結して、搾取の現場、それぞれの職場で力関係を変える。

そしてその集大成として労働者を中心とした新しい社会をつくろうというのが安倍に対する最大、唯一の回答です。

労働者を食わせられなくなった、戦争しかなくなった資本主義を足元からひっくり返して私たちが新しい社会をつくることは十分に可能だし、その準備はできています。

最後に訴えたいのは、衆院選での1万7千人をもっともっと増やして北島さんのトップ当選をかちとろうじゃないですか。

2010年代中期に絶対に安倍を倒す。そのためには新しい労働者の政党が必要です。これは闘いの中で、労働者自らが生み出すものです。

その大きな一歩が都知事選であり衆院選であり、今度の統一地方選挙だと確信しています。絶対に4月の選挙で勝つことを、あらためてともに決意を固めたいと思います。