6・28民主労総ゼネスト連帯集会での発言


 ゼネストに決起している韓国民主労総の労働者が、日本の国会の動向、安倍政権のむき出しの戦争策動に対して高い関心を寄せ、見守っているということが先ほど出されました。
 先日6月15日の国会で、岸田外務大臣は、例の存立危機事態法と昨年の7・1集団的自衛権行使容認の閣議決定の中にある「わが国と密接な関係にある他国が武力攻撃された場合、憲法9条のもとで自衛の措置として許される武力行使」という文言における「わが国と密接な関係にある他国」とは何かと質問された。これに対して、彼は「北朝鮮以外のすべての国が含まれる」と言い切った。
 二重三重の意味をこれから汲み取らなければならないと思います。つまり、80年光州蜂起の時、釜山港にアメリカの第7艦隊が集結した。同様に、韓国のゼネスト情勢が進めば進むほど、日米帝国主義のこの韓国情勢に介入する。それを明確に岸田らは意識している。民主労総の第2次ゼネストと連帯するわれわれの7・15全国闘争がどんなに大事か。東アジアの労働者階級人民の解放にとって決定的な闘争になろうとしている。
 
 次に、今の国会が95日間戦後最長の延長をされた。戦後以来初めてという事態が日々起こっています。戦後の分岐点とよく言われますが、私はむしろ決着点と考えるべきではないか。日本帝国主義と労働者階級人民との闘い、2・1ゼネストの挫折を乗り越えて続けられた闘い以降の闘いの歴史、」。アジア人民が日帝の侵略をたたき出した歴史。対するに、安倍に言わせれば「恥多き戦後70年」。われわれがその決着をつけるべき決定的な過程に今突入している思う。
 
 この壮大な闘いどのように具体化していくか。一つは、7月5日の集会で改憲阻止1000万署名を呼びかけます。日本人民の戦後のすべての闘いをここに集約し、今までの闘いの常識を超えた鋭さと広がりをもって、安倍を倒す決定的な武器にしようと思っています。桜井よしこや葛西敬之らが「美しい日本の憲法をつくる1000万賛同者」なる運動を始めています。福島・沖縄をおいて「美しい日本」? 二つの戦場で打ち勝たねばならない。
 一つは、積極的に街頭に出る。自民党青年部、青年部の局長が更迭されましたけども、つい1週間前には、一斉に街頭に出た。その途端に戦争政治に反対する市民に包囲され、すごすごと逃げ帰った。この街頭をわれわれは絶対に明け渡さない。改憲阻止1000万署名運動は、その重要な場です。
 その街頭に勝るとも劣らず、職場での闘いが決定的になっています。
 あの第1次世界大戦、それまで戦争反対と言っていた社会主義者たちが一斉に「自国の防衛戦争」と翼賛して行く。その最中に「この社会排外主義はどこから来たのか」と、レーニンは問うている。
 労働者階級が「自国の防衛」と称する戦争に動員されていく、支配階級のその決定的な武器が排外主義であり、「それは階級協調の思想から来る。戦争は、この思想を最後まで推し進める」と。職場で日々、非和解で闘いぬくことが大事か。国家主義、排外主義、国益主義に労働者階級が巻き込まれることなく、自国帝国主義を打倒し、国際連帯を実現する、戦争を阻止する。職場での資本に対する日々の非妥協の闘いの意義を今この瞬間に私たちに呼びかけているのだと思います。
 7・5集会は、戦争とは1%の支配者の利益にしかならないことを確認し、街頭と職場での改憲阻止闘争の飛躍を実現する集会です。
 昨年以上に厳しく安倍と対決する決意の城臺美彌子さん、九州大学の名誉教授の斎藤文男さんの講演は、「今こそ安倍を引き倒すときがきた」という演題、そして、松元ヒロさんは「すべてアベコベ」のコントです。
 私たちは7・5集会を会場からあふれる結集とデモで都心を席巻し、それをステップに7・15民主労総の第2次ゼネストと連帯する全日闘争で強行採決情勢をぶっ飛ばそうではありませんか。