2・29「現代の治安維持法と闘う会」の集会での発言

 アベノミクスは完全に大崩壊した。株高・円安、奴らが振りまいたエサはこれだけだった。彼らの言うアベノミクスで「労働者の賃金は上がり、家計は豊かになる。そして日本の資本主義の活力を取り戻す」と。それは嘘デタラメだった。だから、安倍はますます窮地に立って焦っている。

 数日前、大阪の団体交渉である中小企業の会社の社長に「首切りは殺人に等しい」という発言を合同労組の執行委員がつきつけました。ところがそれが脅迫だとされている。私は昔、労働組合の委員長で団体交渉をやっていました。もっと厳しく「朝までくたばるまで逃がさないぞ」とやり、灰皿が飛び交い、大音響だった。今回の弾圧では、二人逮捕されたが翌日釈放。当たり前じゃないですか。

 そして、全学連への弾圧。今、大学が営業権・業務を主張している。ビラを撒いている学生への弾圧に対して、京大の学生が大学の在り方を問うた。昨年10月27日の学生ストライキに対して「威力業務妨害罪」。それで6人の学生を逮捕・指名手配されている。

 1950年代には、大学に警官が入ってもめた「ポポロ事件」がある。それを闘って、一審無罪、二審無罪。その中で最高裁がひっくり返した。そこで「大学の自治・学問の自由とは何か」の判例があった。憲法で保障されている学問の自由の中心に位置する『大学の自治』。50年代~60年代初期の判例は「大学の自治は教授にある。学生は単に授業を受けるだけ」と。ところが、70年大学闘争の闘いでこの考え方は吹き飛びました。「大学に対する意見・弾劾は学生の権利。大学の自治の主体は学生にある」と。それは法律の世界においても常識。ひるまず闘えば、完全に吹き飛ばせる。

 そして、今、安倍は法曹界と放送会の支配に必死です。この間の日弁連の会長選挙で高山さんが闘った。見事に5000の団結をつくって、その法曹界で立ちあがった。もう一つ、放送。高市発言、絶対に許しては駄目だ。個々の放送によっても、中立・公正でない場合、電波法違反に則って電波をストップする。判断するのは安倍たち。ふざけるんじゃない。一体、特定秘密法以来、何でも隠せる、好きなようにできると奴らは思い始めた。何でもできるようにしないと彼らがもたないからです。

 そして、1月はアベノミクスは崩壊して安倍は追い詰められている。だから、7月の衆参ダブル選挙になるかもしれない。だから今「緊急事態条項」だけでなく、憲法9条2項の削除、国防軍の創設、領土・領空・領海を守る国家の義務、軍法会議の創設、ここまで一気にやろうとしている。この7月参議院選挙が向かう中で、日本の戦後史がかかった大決戦になる。

 その中で日本共産党の志位委員長は「急迫不正の侵害に対しては安保条約5条に基づいて、アメリカと共同作戦、自衛戦争をやる」と言っている。一切の戦争は自衛の名によって行われた。海外権益の防衛・自存自衛を「大東亜戦争」と言った彼らは、あのアジア・太平洋戦争のスローガンだった。結局は、民主党から共産党まで「自衛戦争だったらやる」と言っている。とんでもない。

 いかなる理由があっても戦争はさせない。戦争は1%の資本家の利益になるだけ。7月の衆参ダブル選挙を勝ち抜くために、私は斉藤いくまさんや5名の学生を奪還したい。よろしくお願いします。