舛添は一千万の怒りで打倒された! 激動と革命の時代の幕が開いた

 舛添東京都知事は、都民99%の怒りでついに打倒された。人民が勝利した! 石原自民党都連会長は「ざんき(慚愧)の念にたえない」、山口公明党代表は「推薦した立場として、じくじ(忸怩)たる思いだ」と言いつつ、舛添の税金流用と嘘八百の責任から逃れるのに必死だ。

 安倍政権の「進むも地獄、退くも地獄」(谷垣自民党幹事長)が加速している。「アベノミクスの信を問う」などというペテンに誰も見向きもしない。アベは、まさに絶望的に改憲・朝鮮戦争参戦と労働法制大改悪に、その「地獄」の出口を求めてあがいている。だが、人民はそんな政治を断じて認めていない。
 現下のこの情勢は、当然にも、支配する側が今までどおりでは存在できなくなり、分岐が生まれ、隠されていた腐敗が次々に明るみに引き出される。他方、人民の行動はその分岐に沿ってますがます拡がり、最も力があり中心軸となる労働者階級の団結と決起が、勝敗のカギを握っている。舛添打倒は、今や何が起こっても不思議ではない激動の時代の幕を切って落とした。
 「国際政治学者」ともてはやされ、小泉政権時代の自民党改憲案をとりまとめたのが舛添である。その後自民党を離党・除名されたものの、その彼を自民党・公明党、そして民主党(民進党)の支持母体である「連合」が都知事に押し上げた。舛添の傲慢不遜の根はここにある。この舛添・自民党・公明党と「フクシマ切り捨てのオリンピック反対」を掲げて真っ向から対決したのが弁護士鈴木たつおであった。
 資本主義体制の政治の目的は、大銀行・大企業の利益の保証にある。「世界で最も企業が活動しやすい国」を掲げ、法人税の大幅引き下げ(36%→29%)と消費増税を繰り返すアベ政治は、その一例に過ぎない。
 この「1%の政治」のために、彼らは政治家を、官僚を、そして学者どもを、「買収」し続ける。「カネまみれ。セコイ」習性は、その結果だ。また、政治資金規正法を見よ。ヤメ検は「不適切だが違法性はない」と言い放っているではないか。
 
人民をなめきったこの腐敗政治は、「1%」が「99%」を支配するこの社会のあり方の根本に発している。「資本主義の枠内の改革」(民進・共産合意)で断ち切れるものでは絶対にない。新しい労働者の政党をつくり、社会の仕組みを革命しよう。