鈴木たつお街宣隊・ウグイス隊の参院選総括

【1】鈴木たつお街宣隊の選挙総括

参院選決戦を闘ったすべてのみなさん! 全学連を中心にした鈴木たつお街宣隊は、多くの仲間からの暖かい支援・連帯に支えられ、18日間の長丁場の選挙戦を一糸乱れぬ団結で駆け抜け、士気高く闘い抜きました。深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

「絶望を希望に変えた選挙」「投じられたかけがえのない1票1票が、革命への支持であり決起」(7月14日付『前進』)――街頭を階級闘争の「最前線」として闘った私たちは、この言葉を自らの実感として深く受け止めています。街頭には腐りきった資本主義社会=階級社会への怒りがあふれ、連日「鈴木たつお」
をめぐる激しい討論が交わされ、自らの生き方をかけた「たつお支持」が表明されていきました。

街宣隊は斎藤いくま全学連委員長を先頭に全員が「怒りのアジテーター」となり、そして労働者人民の怒りや悲しみに真摯に学んでいきました。マスコミが「主要○○候補」なる反動的キャンペーンで鈴木たつお候補の存在を抹殺する中、「われわれこそが主流派だ!」と大胆に街頭にうって出て、自らの力で情勢を一変
させるために闘いました。

街宣で最も労働者人民をひきつけたものこそ、鈴木たつお候補のスローガンの斬新性と革命性です。「絶対反対」に最も獲得力があります。「改憲・戦争とめよう」「すべての基地をなくそう」「オリンピックいらない」「原発いらない」「消費税は全廃」「非正規職は撤廃」――林立する20本のノボリをめぐって、ただちに街頭で討論が始まります。

そして、その主張の根底性です。「労働者が社会の主人公だ!」「ゼネストと国際連帯で戦争とめよう!」「資本主義は終わった!」「労働者の新しい政党をつくろう!」、さらに「革命をやろう!」という訴えが、人民の勇気と自己解放性を引き出していきます。

誰もが既成政党の腐敗、裏切り、欺瞞、議会内での取り引きとおしゃべりに飽き飽きし、「本物」を求めています。

この対極にあったのが日本共産党スターリン主義です。彼らは選挙総括において、法定ビラで「急迫不正の主権侵害や大規模災害などがあった場合には、国民の命を守るために自衛隊に活動してもらう」「共産党は、野党共闘に安保条約や自衛隊についての独自の政策を持ちこまない」ということを「堂々と示す」ことが
できたと自慢しています(7月11日付『赤旗』)。「自衛戦争」を積極容認し、「野党共闘」で闘いの原則をねじまげてブルジョアジーに屈服したことを得々と語るこの堕落!「こんな素晴らしい人がいるなんて初めて知った」(池袋駅)、「どこにも入れる政党がなかったが、ようやく入れる人ができた」(立川駅)、「オリンピック反対はたつおさんしかいないから入れます」(国分寺駅)という声とともに、「共産党が大嫌いだ。職場でストライキをやりたい」(池袋駅)、「民進党に絶望して共産党に入れていたが、さらに絶望した。比例代表も含めてすべて投票用紙に『鈴木たつお』と書きました」(国分寺駅)、「共産党ではない『新しい政党』が気に入ったから入れます」(新橋駅)、「『共産党宣言』は好きだが、共産党はブルジョア政党だから嫌い」(秋葉原駅)、「共産党員だが、巨大政党にすり寄って、もう共産党はダメだ」(新宿駅)など、共産党批判の中から次々とたつお支持が決まっていきました。

とりわけ駅頭で足を止め、30分1時間とじっと候補の訴えに聞き入る仕事帰りの多くの労働者の姿が印象的でした。選挙最終日の7月9日夜の新宿駅西口で、喫煙所で動労水戸の青年組合員・照沼さんと鈴木たつおさんの演説をずっと聞いていたある労働者が、人目をはばからず涙を流しながら街宣隊に近寄り、「自分は48年間の人生で選挙に行ったことがなかったが、本物に出会えた。鈴木たつおに入れます」と手を握り訴えてくれました。

他にも、「鈴木たつおにもう入れた。昔、練馬区の非正規職の労働組合をつくり、鈴コンの本『非正規が闘って勝った』を買った」(池袋駅)、「職場がひどくて、競争を強いられて疲弊している。『労働者が主人公だ!』の主張に感動しました。応援したい」(新宿駅)など、「信頼できる労働運動の闘士」としての鈴
木たつおさんへの労働者の求心力が日に日に高まることを感じました。秋葉原駅では、動労千葉の田中委員長の演説を聞いていた青年労働者が「『新しい政党』ってどういう党?」と尋ねてきたことに対し、「闘う労働運動を甦らせ、正規労働者と非正規労働者が団結する党です」と答えたら、ただちに「入れるよ!」と支持表明したこともありました。

「山本太郎を支持していたが、絶望した。鈴木さんは暖かいから必ず入れるよ」(池袋駅)――「鈴木たつお」という素晴らしい革命家のもとに全体が団結して闘いました。筋を曲げない人生・人格とその純粋性は、東京選挙区の全31候補者の中でも傑出しています。60年安保闘争を闘い、70年安保・沖縄闘争の指導者として先頭に立ち、NHKでの職場闘争-解雇撤回闘争から弁護士として国鉄闘争・法大闘争を闘い続けてきた鈴木たつおさんの存在なくして、選挙戦は闘えませんでした。その人間的魅力に惹かれ、「都知事選の時からずっと応援しています」という熱烈な支持者が連日あらわれ、「鈴木さんの演説は分かりやすい。家族7人全員入れる」(池袋駅)という拡大の欲求を生み出し、蒲田駅では、原発事故で福島県双葉町から避難している女性がたつおさんの演説を聞いて「絶対に入れます」という感動的結合を生み出しました。

鈴木たつお街宣隊は、全候補者の中で最も濃密な討論を組織しきったと自負しています。街宣で数万枚のビラがまかれ、数千回の政治討論が生まれ、労働者人民の豊かな反応を引き出し、着実に浸透していることも街宣で体感しました。この中で、街宣隊の全国学生は「組織者」として鍛えられ、成長していきました。加
えて、銀座郵便局、JR大井工場、JR東日本本社、日本機械工業、NHKと職場に断固として登場したことも、今後の階級的労働運動の拠点建設へ必ず生きてきます。

2014年2月の東京都知事選、同12月の衆院選、そして今回の参院選と私たちは3度の国政(級)選挙を闘いましたが、今次参院選はまったく新たな地平を切り開きました。革命的選挙闘争をさらに前進させ、「1000万人の怒り」を糾合する「力(パワー)」を持った勢力として鮮烈に登場することが課題です。

全国での学生自治会建設による全学連運動の復建へ、強力なマルクス主義学生同盟中核派の建設へ、そして7・31革共同政治集会-8・6ヒロシマ闘争の爆発から9月全学連大会の大結集へ、私たちは全国の仲間と団結して進みます。ともに闘いましょう!

【2】鈴木たつおウグイス隊の選挙総括

私たちウグイス隊は、候補に成り代わって18日間PRカーで都内全域を駆けめぐりました! 選挙結果に示されている通り、「鈴木たつお」の知名度も人気も、これまでの選挙戦の中で最高でした。特に票数を大きく伸ばした地域は、PRカーへの反応も格段に良かったです。

品川区では、海岸沿いの清掃工場や巨大倉庫で働く多くの労働者と結びつくことが出来ました。PRカーから労働者の仲間が、「労働者の誇り」を訴え、安倍政権の進める労働法制の大改悪に怒りのアジテーションを爆発させると、仕事中にもかかわらずたくさんの労働者が手をふって応えてくれました。あるいは杉並区
では、高齢の方や小さな子どもを連れた女性の反応がよく、年金を消失させた安倍政権、〝女性の活躍〟といいながら非正規職と貧困を拡大する安倍政権への怒りが噴き出していました。また墨田区の工場街・住宅街もすこぶる好反応で、鈴木たつお候補の知名度や支持が高いことが手にとるようにわかりました。こうした反応は選挙戦にいたるまでの日常的な労組拠点建設、地域拠点建設が実を結んだ結果と言えるでしょう。そういう意味で、全体の闘いの総和としてPRカーに対する反応があったことは言うまでもありません。

ところで私たち鈴木たつお陣営のウグイス隊は、10代~70代までの学生・現役労働者・退職労働者など、本当にさまざまな女性で編成されました。こんなウグイス隊は鈴木陣営だけでしょう。

他の候補は大体プロのアナウンサ―を雇っています。しかし、その違いにこそ鈴木陣営の党派性があることを、道行く労働者は感じていたと思います。上手かどうかはさておいて(笑)、自らの言葉で、自らの思いを熱く訴える鈴木たつおPRカーに、沿道からの反応は抜群でした!

安倍が言う〝女性の活躍〟など本当にふざけています。資本と徹底的に闘い、仲間と団結する中で、女性も解放され、闘いの指導部、社会変革の主体へと飛躍していくのです。総じて「新しい労働者の政党をつくろう」という闘いが実際に日々前進していることが実感できる選挙戦でした。(ウグイス隊・K)